覚えている方も多いとは思いますが、Appleは以前、AirPort(日本ではAirMac)というシリーズで無線LANルーターを販売していました。米メディアMacworldは「Appleは今こそAirPortを復活させるべき」と提案しています。
2018年に販売終了したAirPortシリーズ
Appleは1999年、同社初のWi-Fi接続機能を持つノートPC「iBook」とともに、無線LAN製品AirPort(AirMac)シリーズを発売しました。
しかし2016年に開発を終了、2018年には販売を終了しています。
AirPort Time Capsuleが最後の製品だった
Macworldのダン・モレン氏は「AirPortシリーズが素晴らしかったのは、ややこしいテクノロジーを簡単に使えるようにしてくれたから」とし、Wi-Fiの黎明期にネットワーキング知識がほとんどなくても、簡単に設定できたAirPortを高く評価しています。
同氏は、AirPortシリーズは他社製品と比べて高額だったものの、その信頼性の高さと使いやすさ、設定の簡単さには、十分お金を払う価値があったと続けます。
しかし競合他社が次々に新しいルーターを発売、またWi-Fi製品をメインに開発、販売する企業も登場してきます。AirPortシリーズ最後の製品は、2013年発売の「AirPort Time Capsule」でした。
Appleが再度ルーター市場に参入する意義は大きい
モレン氏は「ワイヤレス技術はAppleのエコシステムにおいてますます重要な位置付けとなっている」とし、あらゆるApple製品がWi-Fiに接続している現状を考えれば、Appleが再度ルーター市場に参入する意義は大きいと主張します。
また同氏は、Appleがセキュリティやプライバシーを重視するならばWi-Fiルーターも自社で提供すべきと提案、またデザインでもAppleに期待したいと述べています。
Source:Macworld
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-438542/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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