Fitbit、PPGによる不整脈検知機能をFDAに申請〜高確率で心房細動検出と発表

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Googleが、同社傘下のFitbitにおいて、光電式容積脈波記録法(PPG:photoplethysmography)による不整脈検知機能の認可申請を米食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)に対して行ったと発表しました。

Apple Watchを上回る心房細動検知率

本機能がFDAに認可された場合、Fitbitのスマートウォッチを装着しているユーザーは、心電図測定を行わなくてもバックグランドで動作しているPPGによる心電図モニタリングが利用できるようになり、心房細動の発見につながることが期待されます。
 
Fitbitは2020年に、本機能のスタディを開始しました。スタディには50万人弱のFitbitユーザーが参加、2021年に米国心臓病学会(AHA)で発表されたデータでは、参加者の約1%(5,000人弱)に不整脈の兆候が認められました。
 
これらの人々は精密検査を行うことが推奨され、約1,000人がそれを受診しました。
 
現時点でそのうちの3分の1の診断結果が確定しましたが、それと比較すると、心房細動に関するFitbitの検知率は98%で、Apple Watchの84%を上回りました。

3種類の新製品の噂も

FitbitはコードネームHeraとRheaの2種類のスマートウォッチを開発しているようで、それぞれVersa 4とSense 2と予想されています。それ以外にも、Fitbit Luxeと同じ124×208の解像度を持つ、コードネーム「Nyota」の開発も行われているようです。
 
これらのデバイスのOSは、wearOSではない可能性が高いと9to5Googleが伝えています。
 
 
Source:The Verge via iPhone in Canada, 9to5Google
Photo:HealthTech Insider
(FT729)


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