モバイルデバイスの充電アクセサリーなどを展開するAnkerが、同社初となる3Dプリンターの予約販売をクラウドファンディングサイトKickstarterで開始しました。
従来の3Dプリンターよりプリント速度が速く、レイヤーは0.1ミリの薄さとアピールしていて、Kickstarterに登場してから半日もたたずして、申し込みが2500件を超えるという人気ぶりです。
速度は従来製品の5倍
ものづくりが趣味で、3Dプリンターを実際に使ったことがある人ならわかるかと思いますが、3Dプリント出力はなかなか時間がかかり、かつ機材は高価です。こうした点を解決しようと開発されたのが消費者向けのデスクトップ型「AnkerMake M5」です。
AnkerMake M5のセールスポイントは何と言っても3Dプリントがスピーディに行えることです。標準速度は250mm/sで、これは競合する従来製品の50mm/sの5倍の速さだと開発元は言います。
AIがプロセスをモニター
細部に至るまで正確にプリントできるのも売りで、レイヤーの厚さはわずか0.1ミリとかなりスムーズな仕上がりになるとのことです。
また、1080pのHDカメラ、パワフルなCPUを活用したAI認識システムがユーザーに代わってプロセス全体をチェックします。
リーズナブル価格
AnkerMake M5は、エラーが発生したときにスマホにアラートを送ったり、プリントの様子を外出先からリアルタイムにアプリで見たりできるなど、他のプリンターにはない機能も備えています。
そして消費者にとって大きな魅力なのがこの手のものにしてはリーズナブル価格であることです。最安値のパッケージ2種はすでに完売し、本稿執筆時点では599ドル(約7万4000円)〜となっています。ここには150グラムのフィラメントも含まれています。
キャンペーンそのものは5月21日までですが、数量限定のため気になる人は早めにチェックした方が良さそうです。日本への発送にも対応し、発送は11月が見込まれています。
- Original:https://techable.jp/archives/176665
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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