オフィス復帰したApple従業員から聞かれる勤務形態の柔軟性を求める声

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Appleは従業員に対してオフィス復帰を開始するよう要請しており、4月11日から最低週1日の対面業務が義務化されています。5月23日からは最低週3日オフィスでの勤務が求められる見通しですが、従業員からはより柔軟な勤務形態を切望する声が上がっています。

リモートワークに最適な製品を作っている従業員はなぜ遠隔勤務できない?

“Apple Together”という新たなApple従業員グループが、Apple役員に対してより柔軟性に富んだ勤務形態を実現させてほしいと求めるオープンレターを公開しました。
 
手紙の中には、リモートワークに最適な製品を作っておきながらなぜ従業員はリモートワークが許されないのか?という素朴な疑問が投げかけられています。
 

リモートワークに最適な製品であることをお客様にお伝えしておきながら、なぜ私たち自身がその製品を使ってリモートワークをすることができないのでしょうか?そのことをお客様はどのように思うでしょうか。自分たちが実際に使ってみなければ、リモートワークのどのような問題を解決する必要があるのか、理解することはできないでしょう。

 
Apple共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏の名言を引き合いに出し、従業員にもっと決定権があっても良いのではないか、との提案もなされています。
 

スティーブもこう言っています。「賢い人を雇って、その人に何をすべきかを指示しても意味がない。賢い人を雇えば、彼ら自身が私たちに何をすべきかを教えてくれるのです」
 
ここに、あなたが雇った賢い人たちが、あなたに何をすべきかを教えてくれています。どうか邪魔をしないでください、自分たちに合ったやり方を選ばせてください。

グループ写真を強要されているとの告発も

Appleは従業員のオフィス復帰を進めるにあたって、“チーム精神を見せる”ため、人々に週1回の写真チャレンジを行うよう促しているとの告発もあったようです。
 
従業員の1人はこれについて、「“退職の雰囲気”を感じ始めた」と漏らしていた、と米メディアThe Vergeのゾエ・シファー氏は投稿しています。
 


 
 
Source:Apple Together via 9to5Mac
Photo:Travis Wise/Flickr
(lexi)


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