Apple製品用ディスプレイドライバICの出荷数が回復〜増産に期待

M2 MacBook Air
 
台湾メディアDigiTimesが、iPhoneやiPad、MacBook向けのディスプレイドライバIC(DDI)の出荷数は回復傾向にあり、部品不足は落ち着きを取り戻しつつあると報じました。

DDI不足が解消か

iPhone向け有機EL(OLED)ディスプレイ用DDIが不足していることで、ディスプレイパネルサプライヤーが減産を強いられているとの報道がありましたが、DigiTimesによればDDIの出荷数不足は解消されつつあるようです。
 
また、Appleからの発注数も減少すること無く安定しているようです。
 
DigiTimesは、ASE TechnologyChipbond TechnologyおよびWin Semiconductorsなどのサプライヤーは、Appleの新製品向けの部品の出荷数を5月から6月にかけて増やすと伝えています。
 
Chipbond Technologyは、iPhoneとiPadおよびMacBookシリーズにDDIを供給しています。
 
Win Semiconductorsは、iPhone用Face IDやLiDARスキャナ関連部品を供給中で、Appleが開発中の拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセット用3Dセンサーを受注したようです。

新型MacBook AirやiPhone14シリーズ向け部品を供給か

Appleは、6月の世界開発者会議(WWDC22)で新型MacBook Airを発表すると噂されています。
 
また、iPhone14シリーズの量産が8月上旬に開始されるとみられていることから、それに先行してサプライヤーからの部品出荷が始まると予想されます。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)


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