ドコモ、スマホを「iD」決済端末にする実証実験に対応。Appleは米で同様サービス

NTTドコモ iD 「Tap on Mobile」
 
NTTドコモは、Androidスマートフォンを単体で電子マネー「iD」の決済端末として使えるようになる「Tap on Mobile」の実証実験への対応しました。AppleはアメリカでiPhoneを決済端末として使えるサービス「Tap to Pay」の提供を開始しています。

スマホ単体で「iD」の決済端末に

NTTドコモは、日本カードネットワーク(CARDNET)が提供するサービス「Tap on Mobile」の実証実験中に対応し、スマートフォンを電子マネーサービス「iD」の決済端末として利用する実証実験を6月8日から開始しました。
 
店舗は、専用の決済端末や付属機器を導入せずにキャッシュレス対応が可能となるため、さまざまな業種・業態で導入のハードルが下がることが期待されています。
 
NTTドコモ iD 「Tap on Mobile」
 

QUICPayなども実証実験に対応

「Tap on Mobile」は、NFC読取機能を持つAndroidスマートフォンに専用アプリをインストールすることで、非接触決済が利用可能になるサービスです。
 
2021年3月には、トッパン・フォームズグループのTFペイメントサービスも「Tap On Mobile」の実証実験に対応し、QUICPay、QUICPay+、nanaco、楽天Edy、WAONの決済に対応すると発表しています。

AppleはiPhoneだけでApple Pay使えるサービス提供

Appleは、iPhoneだけでApple Payの決済が可能になる「Tap to Pay」サービスを2022年2月に発表し、5月からアメリカでの提供を開始しています。
 世界開発者会議(WWDC22)で発表し、今秋公開予定のiOS16では、Apple Payだけで4回の分割払いが利用できる「Apple Payで後払い」機能を追加すると発表しています。
 
 
Source:NTTドコモ(PDF), トッパン・フォームズ
(hato)


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