4人に1人が“キャッシュレス割り勘”経験者。最多の割り勘手段は「PayPay個別送金」

株式会社エイチームライフデザインが運営する「ナビナビ」は、5月20日(金)・21日(土)に、全国の15歳以上の男女645名を対象として「キャッシュレス割り勘に関する意識調査」を実施し、その結果を公開しました。

なお、調査は株式会社ジャストシステムが受託し、インターネット経由で実施したようです。

割り勘経験者は約25%、スマホ決済の利用率は低め

同調査では、「代表者(まとめて支払ってくれる人)に割り勘した金額を渡す際、キャッシュレスを利用したことがありますか?」と質問。すると、約25%の人が「はい」と回答し、4人に1人が1度はキャッシュレス割り勘をしたことがあると判明しました。

ここで注目したいのが、「メインで利用している決済手段は何ですか?」という質問への回答。決済手段の利用率は、クレジットカードが1位で約41%、現金が2位で約36%、スマホ決済は約17%で3位となっています。

スマホ決済をメインで利用する人は多くないなかで、キャッシュレス割り勘の利用率約25%は多いという印象を受けるのではないでしょうか。

やはり魅力はスムーズさ

また同調査では、キャッシュレス割り勘を利用した理由も尋ねています。

キャッシュレス割り勘を利用したことがあると回答した人(164人)にその理由を聞いた結果、「支払いまでの流れをスムーズにしたかったから」という回答が約45%で最多。次いで、「計算する手間を省きたかったから」が約34%となりました。

この結果を見る限り、割り勘でもキャッシュレスの利便性を感じている人が多いようです。

また、「メインの決済手段がキャッシュレス決済だから(約12%)」という回答が3位に。これは、先述のメイン決済手段に関する質問でクレジットカードが現金を抜いて1位という結果からも、納得できるのではないかと思います。

最も使われている割り勘手段は「PayPay個別送金」

では、キャッシュレス割り勘の手段はどうでしょう。

キャッシュレス割り勘をしたことがある164人に「一番多い具体的な方法」を尋ねた結果、1位は「PayPayの個別送金(約34%)」。以降、2位「PayPayのわりかん(約19%)」、3位「LINE Payの割り勘(約13%)」と続きます。

こういったキャッシュレス決済の割り勘機能で便利だと思うこととして、「自分で計算する必要がない」「1円単位で送金できる」「記録が残る」などが挙げられていました。

ちなみに、対象者全員に割り勘をしたい相手・実際に割り勘をした相手を聞くと、ともに60%以上の割合で「仲の良い同性の友達」が最多となっています。

PR TIMES

(文・Higuchi)


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