地図開発プラットフォーム「Mapbox」を提供するマップボックス・ジャパン合同会社は、自転車イベント「ツール・ド・東北 2022」のゴールドパートナーを務めています。
そして9月17日・18日に開催される同イベントにおいて、Mapboxを活用した企画「リアルタイムマップ東北応援企画 powered by Mapbox」を展開予定です。
ニーズに合った地図を構築できる「Mapbox」
Mapboxは、さまざまな情報を自由にカスタマイズし、ユースケースに最適な地図を構築できる地図開発プラットフォーム。世界中の地理情報を網羅しており、特に国内についてはゼンリン社をベースとした高精度な地理情報を提供しています。
たとえば、友人の居場所や選挙結果など動的な情報を収集できるマップや、建物を3Dモデル化した3Dマップなどが構築できる地図の一例です。
ライダーの位置・見た景色を共有
「ツール・ド・東北 2022」には、ライダーの位置情報や現地の情報・映像を表示できるリアルタイムマップを提供。9月1日(木)に公開される特設サイトで閲覧できます。
応援者は、応援したいライダーの走行ルートを検索したり、ライブ映像でスタートやゴールのダイナミックな瞬間を体験したり、画面の応援ボタンで花火を打ち上げたりと臨場感ある観戦体験ができるようです。
また、リアルタイムマップはスタート・ゴール地点に設置する協賛ブースでも展開。周辺の観光情報なども表示されるので、イベント後の回遊促進につながるかもしれません。
今後、オープンソースとして公開予定
リアルタイムマップの導入は、ライダーのスポーツ体験も一新するといいます。ライダーは、自身の位置や軌跡を把握できるほか、先行ライダーのTwitter投稿や周辺情報、家族からの応援も確認可能。これらの情報を得ることで、イベントの醍醐味をより深く味わえるとのことです。
また、主催者にとっては、ファン層拡大や観光情報の共有による地域活性化などメリットも期待できるといいます。
同社は今後、リアルタイムマップの仕組みを二次利用可能なオープンソースとして公開し、さまざまなスポーツに向けて提案する構え。地図を通して共感が広がる新しい体験を全国に広めたいとのことです。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/184994
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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