AirPods Pro(第2世代)は、新開発のH2チップを搭載し音質を向上させていますが、Apple Musicのロスレスオーディオには対応していません。
期待されていたロスレスオーディオ対応の発表なし
AirPods Pro(第2世代)はH2チップを搭載することで、従来のH1チップよりも高度なサウンド処理が可能になり、ノイズキャンセリング性能や音質が向上しています。また、最新規格Bluetooth 5.3に対応しています。
しかし、AirPods Pro(第2世代)発表前に噂されていたApple Musicのロスレスオーディオへの対応について、現地時間9月7日の「Far Out.」イベントでは言及されず、製品情報ページにも記載がなく、残念ながらロスレスオーディオには対応していない模様です。
なお、Apple Musicは2021年6月から全曲をロスレスオーディオで提供しています。
ロスレス非対応でも多くの進化
AirPods Pro(第2世代)は、ロスレスオーディオには対応していないものの、H2チップの搭載により多くの進化を遂げています。
ノイズキャンセリング性能が従来の2倍になったほか、周囲の音を快適に聴きつつサイレンや工具の騒音を抑える適応型環境音除去が追加されます。
また、ユーザーの耳の形に応じたオーディオ処理により原音に忠実なサウンドが再生できるほか、オーディオ再生中の歪みを低減し音質を向上させています。
このほか、アクティブノイズキャンセリングを利用していても最大6時間の再生が可能になり、充電ケースと合わせて最大30時間の再生が可能と、AirPods Pro(第1世代)よりもバッテリー持続時間が長くなっています。
AirPods Pro(第2世代)の価格は39,800円(税込)で、日本時間9月9日午後9時から予約受付開始し、9月23日に発売される予定です。
Source:MacRumors, Apple (1), (2)
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-484259/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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