【2022秋 最旬バッグ特集②】
春夏シーズンが終わりを告げ、新たに秋冬シーズンがスタートする10月。季節の変化は、改めて自分に必要なモノは何かと考え、身の回りのアイテムを新調するには絶好のタイミングといえます。
そこで注目したいのが、オンとオフの両方で使える優秀なトートバッグです。セレクトする際のポイントとして“収納力”が重要であることは他バッグと同様。ですが、ただ荷物が沢山入るだけではいけません。その上で求められるのが、バッグの中の荷物をゴチャつかせない“仕分け力”です。これによって、使いたいアイテムを使いたい瞬間、スマートに取り出すことが可能となります。それでは、デキる男の機能派トートバッグ5選です。どうぞ!
1. “耐久性のある機能美”を体現した傑作縦型トート
BRIEFING
「デルタ マスター トート トール」(6万500円)
平日のビズシーンから週末のゴルフまで対応するBRIEFING(ブリーフィング)。男心をくすぐるギア感を備ながらスーツにも似合うことから、幅広い層に多くのファンを抱えています。今回は、ベーシックなスタイルに新たな解釈を加えることで“耐久性のある機能美”を追求した「デルタ」シリーズから、スタイリッシュな縦型トートをご紹介。
横型に比べてボリュームが抑えられているのに収納力は変わらず。シックなカラーリングにより実現した、ソリッドな表情も印象的です。
ボディには同社の代名詞的素材で、強度や耐久性、耐摩耗性に優れたバリスティックナイロンを採用。さらに、耐摩耗性・耐水耐圧性も備えたラバーハイパロンを部分的に配することで、より堅牢な仕上がりに。肝心の内装も仕分けに便利なポケットを多数搭載。
スマホなど普段から出し入れの多いデイリーなアイテムはアウトポケットに。ストレスを感じることなくすぐに取り出せるので利便性も抜群です。
サイズ:H42×W32×D12cm
>> BRIEFING
2. ビズシーンと都市生活者、両方のニーズを満たす優等生
MONOLITH
「トート オフィス ソリッド M」(3万6300円)
シンプルな見た目と使いやすさに定評のあるMONOLITH(モノリス)の「トート スタンダード」に、スマートフォンなどへのクイックアクセスを可能とするマグネットポケットなど、ガジェット類と親和性の高い機能をプラスした本作。
メイン室内には、13インチノートPCが収まるクッションスリーブを配備し、その外側にはiPadやデジタル周辺機器の収納に適したオーガナイザーを。対面にはカードケースやメモ帳が収まる多層構造のオーガナイザーも完備され、まさに収納至り尽せり!
「トート スタンダード」をオススメする理由は、優れたガジェット収納だけでなく、タフな素材使いにもあります。ボディに採用されているのは840デニール×1680デニールのコーデュラバリスティックナイロン。摩耗・引き裂きへの優れた耐久性に加え、糸を中空化することで軽量性も確保しています。
しかも細部には止水ジップをあしらい、急な悪天候でも問題なし。ビジネスシーンだけではなく、都市生活者のニーズをも十分に満たした優等生トートというわけです。
サイズ:H40×W32×D14cm
>> MONOLITH
3. 老舗セレクトショップがこだわりぬいた完全別注モデル
TUMI for SHIPS
「【SHIPS別注】TUMI:完全別注モデル エクスパンダブル スクエア トートバッグ」(7万4800円)
1975年創業のTUMI(トゥミ)は、デザインと機能性を追求し、スタイリッシュなビジネスバッグを世に広めた先駆者としてお馴染み。
本作は、トゥミを象徴する要素をすべて体現したコレクション「アルファ 3」を、洗練された大人のスタイルにも合うデザインと、多様化したビジネススタイルに対応する理想のサイズ感で生まれ変わらせた「アルファ 3 ビジネス」から登場。老舗セレクトショップ、SHIPS(シップス)による、他では手に入らない完全別注モデルです。
内装には、ジップで開閉するメイン室をはじめ、フロントのL字型ポケット×2、マチ付きのファスナーポケット、背面にはオープンポケットを配備。またPCスリーブは外側にあるので、すぐに使いたい時も困りません。
そしてエクスパンダブルという名前が示唆するように、本作最大のストロングポイントがサイズ拡張機能です。外装のサイドにあしらわれたジップを開閉することで、マチ部分が最大で8cmも拡張。急な荷物の増加にも、素早く対応してくれます。
サイズ:H37.5×W38×D11.5(19.5)cm
>> SHIPS
4. ガジェット収納&携行特化型はMacユーザー御用達
Incase
「トランスファー 2WAY トート」(1万5950円)
Apple(アップル)の公式パートナーブランドでもあるIncase(インケース)から、トートとバックパックの両方で使える2WAYバッグが登場。
見た目こそシンプルですが、メイン室内には、起毛した裏地で作られていて16インチまで対応するノート PC用ポケット、クッションパネルがディスプレイ部分を保護するタブレット専用ポケット、さらに周辺機器を収納するのに適した大型ジップ付きメッシュポケットを完備。ガジェット収納&携行特化型モデルといえます。
素材には、耐久撥水加工が施された300デニールリサイクルリップストップポリエステルを使用。地球環境への配慮もインケースらしいこだわりです。もちろんお約束の止水ジップも採用されているので、大切な荷物を濡らす心配もありません。
あと忘れちゃいけないのがバックパネルとサイドの収納部。前者には起毛裏地のアクセサリーポケットとキャリーオン可能な大型オープンポケット、後者にはペットボトルや折りたたみ傘が入れられる縦型ポケットと文句なし。
サイズ:H42×W30×D12cm
>> Incase
5. 美しくタフなレザーバッグのようで、意外な収納力
aniary
「30-02001 アイディアルレザー ブリーフトート」(5万2800円)
ここまでナイロン素材を用いたモデルを中心に紹介してきましたが、最後はスタイルを格上げしてくれる、大人のレザーモデルをご覧あれ。ブランドは、妥協しないモノづくりで熱狂的ファンを擁するaniary(アニアリ)です。
手持ちとショルダーの2パターンで使える横型トートバッグは、まるで一枚革で作られたようなラグジュアリーなデザインが特徴。 素材と製法にこだわり抜かれたジャパンメイドという点も、モノ好きの物欲を刺激するのではないでしょうか。
北米産デイリーステアにクロムソフト鞣し&タンニン染色加脂により、肉厚なのにソフトという絶妙な革のハリ感を表現。革本来の独特な風合いを残しながら味わい深く、経年変化も楽しめます。上質なのは外側だけにあらず。内側もシックなモノトーン配色のカモフラ柄ライニングで大人の遊び心が垣間見えます。
収納に関しても、メイン室は中央に配置された大型ジップポケットで左右に分割。小物用のジップポケットもあって必要にして十分というやつです。
サイズ:H27×W39×D13.5cm
>> aniary
* * *
冒頭でも述べたように、今回キーワードとして挙げたのが、バッグの中の荷物をゴチャつかせない“仕分け力”。衣服や日用品の収納においても、“毎日使うアイテムは、出し入れしやすく定位置に戻しやすい”を意識することがコツだとか。
それでいえば、今回紹介した5つの「トートバッグ」には、メイン収納部とサブ収納部のレイアウトが巧みであるという共通点が存在しました。使いたいアイテムを使いたい瞬間、スマートに取り出すことで、自ずと“デキる男”という評価が得られるはず! 周囲と差を付けるためにも、チェックしておいて損はないでしょう。
<文/TOMMY スタイリング/宇田川雄一 メイン写真/田中利幸>
TOMMY|メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。Twitter
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/482572/
- Source:&GP
- Author:&GP
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