トランスコスモス、官民連携会議構成員の道下弁護士とアドバイザリー契約。メタバースの法的課題解消目指す

トランスコスモス株式会社(以下、トランス・コスモス)は、SAKURA法律事務所の代表弁護士、道下剣志郎氏とアドバイザリー契約を締結したことを発表。メタバース内で企業がビジネスを安心して展開できるサービス提供体制を強化していく方針を明らかにしました明かしました。

内閣府の官民連携会議構成員

メタバースをめぐる法的な課題には、不明確な点が多いといいます。メタバース内の出来事が現実世界と接点をもつ場合、ルールや規制・規約などを法的に検討していく必要があるとのこと。

トランス・コスモスは、このような状況を背景に道下剣志郎氏と契約を締結しました。

同氏は、内閣府知的財産戦略推進事務局の「メタバース上のコンテンツ等をめぐる新たな法的課題への対応に関する官民連携会議」で有識者構成員を務める人物。

メタバース/都市連動型メタバース設立・運用時の注意点や検討項目を明文化した「メタバースに関するガイドライン」の策定にも参画しています。

コミュニケーションの場を構築中

トランスコスモスは現在、メタバースに「バーチャルコンタクトセンター」を構築中。同センターは、多様化する働き方をサポートする企業と、従業員のコミュニケーションの場となるそうです。

また、企業と顧客のコミュニケーション領域の「バーチャルコミュニケーションサービス」の実現および展開サポートなど、メタバースを活用したサービスの実証実験を行っています。

トランスコスモスについて

トランスコスモスは1966年に創業した企業です。同社は、企業のビジネスプロセスについて、コスト最適化と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界28の国と地域・172の拠点で提供。

商品・サービスを地域の消費者に届ける、グローバルECワンストップサービスも展開しています。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001486.000000183.html

(文・S.Inosita)


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