AirTagを悪用したストーカー行為や、盗難しようとする車の所在地確認に悪用している恐れなどが後をたちませんが、今度はパトカーのボンネットの下にAirTagを隠して設置されていた事例が報告されました。
ボンネットの下に設置、現時点で犯人は不明
パトカーのボンネットの下にAirTagが隠されていたのは、ニューヨーク市警での出来事です。
AirTagは現地時間2023年1月22日(日)に、パトカーのボンネットの下から小さなビニール袋に入った状態で発見されました。
無断で設置した犯人の目的は現時点で不明ながら、今回の事例を受け、ニューヨーク市警の主任であるマルティーヌ・マテラッソ氏は、ニューヨーク市警の標識を掲げたパトカーの点検を厳重に行うよう指示を出しました。
マテラッソ氏はパトカーにAirTagが設置されていた件について、反警察感情に基づくものとその理由を推察、警察官に警戒を促しています。
AirTagはApple IDに紐付けられていますので、ニューヨーク市警は今後、捜査令状を取得し無断で設置した犯人の特定に乗り出すと予想されます。
盗難目的で自動車に設置されていた事例が国内でも報告
日本国内でも、盗難しようとする車両にあたりをつけた自動車窃盗犯が車体下などにAirTagを入れたケースを磁石で付着させ、ドライバーの自宅や駐車場を特定して盗難しようと推察される事例が報告されています。
これ、車屋さんも前言ってたな
オーナーさんのiPhoneに知らないAirTagの通知がやたら入るから調べてもらったら車体裏とかから出てきたと。盗みやすい場所とか長期間動いてないところを狙って盗みに行くんでしょうね。 https://t.co/5s8wpmNvtY
— しゅーま(い) (@mugenchaaaan) January 22, 2023
Source:New York Daily News via AppleInsider
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-520166/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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