TikTok、18歳以下のユーザーに1日60分のスクリーンタイムを導入

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動画プラットフォームTikTokは、18歳以下のユーザーが1日60分以上を使用した場合、パスコードの入力を要求する新たなウェルビーイング機能を導入すると発表しました。

100分以上使用するとさらなる警告が表示

60分以上のTikTokアプリの使用でパスコード入力が要求されるようになると、視聴行為がいったん中断されるため、中毒防止に一定の効果が期待されています。
 
デフォルトの60分のスクリーンタイムを無視してTikTok視聴を続けた場合、100分以上に差しかかった時点で自身のリミットを設けるようさらなる警告が表示されるとのことです。
 
このアップデートは、今後数週間以内に導入される予定です。TikTokは過去にユーザーに休憩をとるよう促す機能をオプションとして提供していましたが、特定のユーザーに対してデフォルトでスクリーンタイム機能を有効にするのは今回が初めてです。

保護者は視聴状況をダッシュボードで閲覧可能に

保護者は、アプリの利用時間、TikTokを開いた回数、日中と夜間の合計利用時間の内訳などのTikTok利用統計のダッシュボードを見ることができるようになる予定です。
 
イギリスのメディア規制当局Ofcomの調査によれば、8歳〜17歳のイギリス人の62%がTikTokアプリを使用しており、国内の若者向けソーシャルメディアアプリで2位につけているとのことです。なお、1位はYouTubeアプリで、若者の87%が使用しています。

高まる政府による公用デバイスでのTikTok禁止の動き

TikTokを米政府関係者のデバイスにインストールすることを禁じるべきとの意見が出され、政府によるTikTok禁止令が導入される可能性が高くなってきました。
 
同様にヨーロッパ連合も公用デバイスでTikTokの使用禁止を通達しています。
 
 
Source:Evening Standard, 9to5Mac
(lexi)


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