インド北部ウッタル・プラデーシュ州のバドヒという地区で、スマートフォンを新規購入するとビール2缶がついてくるという画期的なキャンペーンを販売店が展開したところ、予想だにせぬ行列ができ、治安妨害の疑いで店舗を経営する男性が警察の御用となった、と地元メディアが伝えています。
公共の平和を乱した疑いで店主を逮捕
チャウリ通りで携帯電話店を経営するラジェッシュ・マウリヤ氏は、Androidスマホを購入すると2缶の無料のビールがついてくるというキャンペーンを、ポスターやパンフレットで広めたところ、多くの人々が同氏の店舗に詰めかけたとのことです。
地元の警察署長はこの問題を深刻に受け止め、マウリヤ氏に対して厳しい処分を下すよう命じたとされています。夕方、警察は店に集まった群衆を退散させ、インド刑法151条に反する、公共の平和を乱した疑いで同氏を逮捕しました。同時に店舗は封鎖されたと伝えられています。
インドは次の中国となるか
Appleサプライヤーが相次いでインドに新たな生産施設の建設を発表しており、最近ではFoxconnの新たな950億円規模の工場建設案が明らかになったばかりです。
インドでは過去19カ月間で、10万人分ものAppleサプライヤー関連のブルーカラー職が創出されたと報じられており、Foxconnの新工場でさらに10万人分の雇用につながると期待されています。
インフラの不整備や部品の品質など課題はあるものの、中国からインドへの生産移管の流れは止まらないとの見方が強まっています。
Source:Mirror Now
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-527417/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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