iPhoneユーザーとAndroidユーザー、運転マナーがいいのはどっち?


 
車を運転中にスマートフォンや携帯電話を使用する「ながらスマホ」は非常に危険です。日本だけではなく、世界的にもながらスマホに対する取り締まりは強化される傾向にあります。
 
ではiPhoneユーザーとユーザーでは運転マナーに違いがあるのでしょうか。中古トラックをオンライン販売するAmerican Trucksが興味深い調査を実施、結果をまとめています。

それぞれ500人に調査を実施

American Trucksはアメリカ在住の500人のiPhoneユーザーと500人のAndroidユーザーを対象に調査を実施しました。男性は56%、女性は44%で、調査対象者の平均年齢は38歳です。
 
「運転している時、○○する傾向にありますか?」という6項目の質問に対し、わずかではありますが、iPhoneユーザーとAndroidユーザー間では差が見られました。6項目はいずれも運転中にオススメできない行為です。
 
「スピードを出す」「一旦停止サインを無視する」「大音量で音楽を流す」「シートベルトを着用しない」の4項目ではAndroidユーザーのほうが多く、「信号を出さずに右折・左折する」は同数、「テキストメッセージを打つ」はiPhoneユーザーのほうが多いという結果でした。
 

違反チケットと交通事故に関する調査では…

交通事故に関する質問「過去3カ月以内に事故にあいましたか」では、Androidユーザーのほうが脇見運転などで交通事故にあったケースが15%多く、iPhoneユーザーのほうが自分の過失により交通事故にあったケースが20%多いという結果となりました。
 
「過去3カ月以内に交通違反チケットを切られましたか」という質問では、Androidユーザーの54%、iPhoneユーザーの55%が「チケットを切られた」と答えています。
 
調査結果から、運転人生において5枚以上の違反チケットを受け取る人は、iPhoneユーザーのほうがAndroidユーザーよりも約10%多いとAmerican Trucksは算出しています。
 

車の運転では本性がでる?

車の運転ではその人の本性が出る、などといいますが、American Trucksは「運転中にイライラするとどんなふうになるか」も調査しています。
 
上から「競争したくなる」「我慢できなくなる」「受動攻撃的になる」「口が悪くなる」「暴力的になる」の5項目の回答となっていますが、こちらも若干ながらAndroidユーザーとiPhoneユーザーでは違いが見られます。
 

トラック運転率はiPhoneユーザーのほうが高い

そして運転しているトラックのブランドについては、iPhoneユーザーの間ではFordとトヨタが、Androidユーザーの間ではトヨタとHyundaiが多い結果となりました。iPhoneユーザーのほうがAndroidユーザーよりも7%、トラック運転率が高くなっています。
 
なおアメリカにおいては、トラックを所有することがある種のステータスシンボルとなっています。

iPhoneユーザーのほうが交通ルールを把握

最後に、American Trucksは、iPhoneユーザーとAndroidユーザーに対し、交通ルールをどのくらい理解しているのか(つまり遵守しているのか)を尋ねています。約10個の設問において、iPhoneユーザーのほうが平均で約5%正答率が高いという結果となりました。
 
そしてiPhoneユーザーとAndroidユーザーではどちらの運転マナーがいいのか、という表題の結論ですが、「どちらもいい勝負」といえるのではないでしょうか。ただし項目ごとに違いがみられるのは面白いところです。

 
 
Source:American Trucks via Gizchina
(lunatic)


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