確かな品質と洗練されたデザインを手の届く価格で実現してきたスイスのウオッチブランド・チューダーより、待望の2023年新作モデルが到着しました。
いずれ劣らぬ魅力的なラインナップの中でもひときわ注目を集めているのが、ブランドを代表するヘリテージモデルのDNAを正しく受け継ぐ、クラシックなダイバーズウオッチ「BLACK BAY 54」(46万3100円・49万600円)です。
もともとは1926年、ロレックス創立者であるハンス・ウイルスドルフの代理としてスイスの腕時計メーカーが商標登録した“The TUDOR”にルーツを持つチューダー。
それから20年の時を経た1946年に設立されたモントル チューダー SAが、現在のチューダーの前身にあたります。今ではロレックスとは離れた独自路線を歩むチューダーですが、当時はロレックスの弟分、いうなれば普及版ブランドとして位置付けられる存在でした。
そんなチューダーの歴史の中で大きな転機となったのが1954年、ブランド初のダイバーズウオッチ「オイスター プリンス サブマリーナー Ref.7922」の誕生です。
ねじ込み式ケースバックや水深100mの防水性能を保証するりゅうず、暗い深海でも確かな判読性を約束する蓄光塗料つきのアワーマーカー、潜水時間を正確に計測する両方向回転ベゼルなど、実用的な品質と機能を備えたこの時計は多くのプロフェッショナルから高評価を受け、たちまち人気モデルの仲間入りを果たします。以降、数十年にわたってさまざまなダイバーの要望に応えた多彩な進化を遂げていきます。
この伝説的なダイバーズウオッチは、現在チューダーのフラッグシップモデルとして君臨する“ブラックベイ”の膨大なコレクションのルーツにあたるもの。
そして今春登場する新作「BLACK BAY 54」は、その名の通りすべての原点である1954年誕生のオリジナルモデル「Ref. 7922」の特性を忠実に受け継ごうとするモデルです。
例えばケースサイズはオリジナルと同じくコンパクトな37mmケースで、ダイヤルに関しては時刻表示に特化したシンプルな構成。逆回転防止ベゼルも5分ごとに数字とマークを刻んだだけの潔いデザインとなっています。
一見そっけないデザインにも見えますが、よく見れば分針の根元がオリジナルモデルと同様に細くなっていたり、秒針には50年代のクラシックな空気感を彷彿させるロリポップデザインを採用していたりと、随所にレトロなディティールを忍ばせています。
レトロな意匠の半面で、ムーブメントには耐圧水深200mと約70時間のパワーリザーブを誇る高性能マニュファクチュール キャリバーMT5400を搭載。
また、りゅうずやベゼルも意匠においてはオリジナルを忠実に再現する一方、最新の人間工学に基づく設計によって装着感やバランスに関してもしっかりと配慮がなされているなど、実用に即した十二分な機能を備えている点も、いわばオリジナルモデルに倣うもの。
バリエーションとして、3連リンクのステンレススチールブレスレットモデル(49万600円)と、装着感に優れたラバーストラップモデル(46万3100円)の2タイプをラインナップ。
オリジナルに寄せるならブレスレットを選びたいところだけれど、クールでモダンなブラックラバーも捨てがたい… 思わず目移りしてしまいそうな、魅力満載のタイムピースです。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/520765/
- Source:&GP
- Author:&GP
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