DoorDash、AndroidよりiPhoneユーザーの方が請求額が高いと訴訟に

DoorDash
 
フードデリバリーサービスのDoorDashが、同一のものを注文したiPhoneユーザーに対し、Androidユーザーよりも高額な代金を請求していたとして集団訴訟を起こされました
 
原告側は、DoorDashはあいまいな表現を使い、iPhoneユーザーにより高い料金を請求していると訴えています。

謎の「Expanded Range Fee」

今回DoorDashを提訴した原告によると、同社は「Expanded Range Fee」という項目を使ってプラスの代金を請求しています。この項目はDoorDashのWebサイトには掲載されておらず、DoorDashも公にしていません。
 
Expanded Range Feeは、月額9.99ドルの定額プラン「DashPass」加入者とiPhoneユーザーに料金を上乗せするために作られたものだと、原告側は主張しています。

DashPass加入者とiPhoneユーザーにだけ料金を上乗せ

DoorDashによれば、DashPassに加入すると、12ドル以上注文した場合のデリバリー費は無料になります。しかし原告側が調べたところ、DashPass非加入者には追加されていないExpanded Range Feeが、加入者には請求されていました。
 
しかも訴状によれば、このExpanded Range Feeは、DashPass への加入の有無に関わらず、iPhoneユーザーに頻繁に課されているそうです。原告側が実験を行った結果、同じ住所から同じレストランに同じ食べ物を注文しても、Androidスマホから頼むよりもiPhoneから注文したほうが高額が請求されることが判明したとのことです。
 
訴状には以下のように記されています。
 

DoorDashはAndroidユーザーよりもiPhoneユーザーにより頻繁にExpanded Range Feeを課しており、より高い『デリバリー』料金をiPhoneユーザーに請求している(調査の結果iPhoneユーザーのほうが、収入が多いと判明しているためと思われる)。

 
訴状にはAndroidユーザー及びDashPass非加入ユーザーよりも、iPhoneユーザーとDashPass加入者により高額な料金を請求していることを示すスクリーンショットが複数添付されています。

 
 
Source:9to5Mac via Engadget
Photo:DoorDash
(lunatic)


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