日本時間6日未明にAppleの今年の世界開発者会議(WWDDC23)の基調講演が開催され、iOS17などの新オペレーティングシステムや、さまざまな新型ハードウェア製品が発表されましたが、iOS17では、多くのアプリで敏感な内容の可能性があるメッセージやファイルを自動的にブロックできる新機能が追加されていることが明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17では、メッセージやファイルを自動的にブロックできる新機能が追加された。
2. アプリで送信されるセンシティブな画像に、ぼかし処理を適用することができる。
3. 成人のユーザーが不要な画像にさらされるのを防ぐ機能となっている。
ぼかし処理を施すことが可能
iOS17では、メッセージ、AirDrop、連絡帳アプリのプロフィール画像、FaceTimeメッセージ、サードパーティーアプリで送信されるセンシティブな画像に、ぼかし処理を適用することができます。この機能は、成人のユーザーが不要な画像にさらされるのを防ぐ機能で、すべてのヌードはブロックされますが、「表示」ボタンをタップすることで閲覧することができます。
センシティブコンテンツの警告(Sensitive Content Warnings)は、Appleの子供向け安全機能と同様にオンデバイスで処理を行うため、共有コンテンツがAppleに見られることはありません。
子供向け機能も適用範囲が拡大
iOS17では、子供向けの安全機能「Communication Safety」も、AirDrop、システム全体の写真ピッカー、FaceTimeメッセージ、サードパーティー製アプリにも適用範囲が拡大しています。
Source:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-541070/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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