機械式時計「シチズン シリーズエイト」新作はGMT機能を搭載。華やかなゴールドの限定モデルも注目

「引き算の美意識」をデザインテーマに、機能性に優れた機械式時計を展開しているシチズンのシリーズエイトから、まもなく新たなコレクションが登場します。

2023年秋の発売が発表されたのは、GMT機能を搭載した新開発の機械式ムーブメントを備えた「880 Mechanical」シリーズ。レギュラーモデル2機種(各22万円)、数量限定の特別モデル1機種(24万2000円)の合計3モデルが、モダンで情緒あふれるデザインをまとってまもなくデビューを迎えます。

▲「NB6030-59L」

今回発表された「880 Mechanical」は、新たに開発されたGMT搭載の機械式ムーブメント“Cal.9054”を懐に抱いたメカニカルウオッチ。ケースサイズは直径41.0mmで厚み13.5mm、時針とGMT針に加えて両回転ベゼルを使⽤することで最⼤3都市の時刻を同時に確認できる、実用性を備えたモデルです。

ブランドの特徴のひとつである優れた耐磁性は、もちろん今回のモデルでも健在です。スマホやタブレットなど磁力を発生するデバイスは本来機械式時計との接触は禁物ですが、このモデルはJIS規格における第2種耐磁に準拠したアンチマグネティック仕様。磁力を帯びたデバイスを1cmの距離まで近づけても時刻精度に対する影響をほぼ抑えることができるのは、デジタルの時代を生きるビジネスパーソンにとっては心強い限りです。

▲「NB6031-56E」

センターケースには力強さを感じさせる2体構造を採用。面ごとにミラー仕上げと複数のヘアライン仕上げを巧みに使い分けることで、立体的な造形と陰影の美しさを際立たせています。

一方で今回のモデルでぜひ注目しておきたいのが、ダイヤルに施された独特の装飾パターン。もともと華美な装飾を持たないミニマムなデザインを特徴とするシリーズエイトですが、今回レギュラーモデルとして発表された「NB6031-56E」「NB6030-59L」にはダイヤル一面に連続的に矩形が並ぶ装飾が施されています。

これは現代の東京の夜景からインスピレーションを得て、高層ビルにならぶ大小の窓のイメージを日本の伝統柄である市松模様に重ね合わせてデザインされたもの。現代の都市風景と古典柄との融合により生みだされた凹凸パターンが、シンプルなデザインにモダンな印象をプラス。見る角度によって表情を変えるダイヤルの輝きが、世界を股にかけて活躍するビジネスパーソンにふさわしい躍動感を演出してくれます。

▲「NB6032-53P」

一方限定モデルとして登場の「NB6032-53P」では、ケースとバンド、それにダイヤルにイエローゴールドのめっきをかけるなど、芳醇さを漂わせる華やかなカラーが印象的。

ダイヤル一面に表現された刷毛目のような型打ちパターンは、秋の夕暮れに太陽の光を浴びて輝く草原を表現しています。昼夜を表現するベゼルは暖かみのあるブラウンとベージュの濃淡で色分けし、またソリッド感のあるブレスレットもイエローゴールドとウォームゴールドで仕上げを使い分けることで、変化に富んだ日本の秋の魅力を見事に再現。世界限定1300本という希少性も魅力です。

>> シチズン「シリーズエイト 880 Mechanical」

<文/&GP>

 

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