弘前れんが倉庫美術館に「ArtSticker」の音声ガイド導入。大巻伸嗣氏の個展を音声とともに楽しむ

株式会社The Chain Museumは、弘前れんが倉庫美術館に、同社が運営するアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」の音声ガイドシステムの提供を、2023年6月15日(木)より開始しました。

現在、同美術館で開催中の大巻伸嗣氏の個展にて、作品の見どころを紹介する音声ガイドを配信しています。

アートと出会い、つながる「ArtSticker」

「ArtSticker」は、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の“一連の体験をつなぐ”プラットフォームです。

同サービスでは、国内外のさまざまなジャンルのアート作品を紹介。作品のキーワード検索、詳細情報閲覧、購入などができます。

参加アーティストは、著名アーティストから注目の若手アーティストまで幅広く、ユーザーは作品購入のほか、感想を直接伝えられる“スティッカー”を贈ることでもアーティストを支援可能です。

また、アートイベントや展覧会のチケットをオンライン購入できるのもポイント。会場では、アプリを開いてQRコードを提示するだけで入場できます。

大巻伸嗣氏の作品を音声とともに楽しむ

そんな「ArtSticker」には、音声ガイドシステムも搭載。作品鑑賞と同時に、スマホから音声ガイドを聴くことができます。

今回、この音声ガイドシステムが弘前れんが倉庫美術館に導入されました。

これに伴い、現在開催中の大巻伸嗣氏の個展「大巻伸嗣—地平線のゆくえ」にて、日本語と英語の音声ガイドを配信開始。“死生観”というテーマで制作された大巻氏の新作インスタレーション作品などを音声とともに楽しめます。

同展は、2023年10月9日(月・祝)まで開催。休館日は火曜日(祝日の場合は翌日に振替)ですが、8月1日(火)は開館します。

観覧料は、一般が 1,300円、学生が1,000円(団体割引あり)。高校生以下、満65歳以上の弘前市民、障がいのある人と付添の人1名などは、観覧無料です。

明治・大正期に建設され、「記憶の継承」をコンセプトに建築家・田根剛氏が改修設計を担当し、2020年に開館した弘前れんが倉庫美術館。歴史的な趣を感じる同美術館で、新たなアート鑑賞を体験してみるもの良いでしょう。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000038948.html

(文・Higuchi)


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