Appleは現地時間2023年8月8日、開発者向けにiOS17ベータ5をリリースしました。
大きな変更はないものの、若干の修正やアップデートが行われています。米メディアMacRumorsがまとめているのでご紹介します。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17ベータ5が開発者向けにリリースされた。
2. iOS17ベータ5では、若干ながら調整や変更が加えられている。
3. グラフィックの追加や変更などが多い。
「ヘルスケア」アプリ
Appleは「ヘルスケア」アプリにおいて、「心の健康」を記録する機能の調整を続けており、iOS17ベータ5で新たなグラフィックを追加しました。気分によって色やシンボルが変わるようにもなっています。
Safariのプライベートブラウズモード
Safariのプライベートブラウズモードを立ち上げたときに新たな画面が表示され、プライベートブラウズモードをロックできるようになりました。
この画面は、iOS17のインストール後に初めてプライベートブラウズウィンドウを開いたときに表示され、ロックするかどうかを選択することができます。
ロックすることを選択すると、Safariを閉じる、あるいはiPhoneをロックするとブラウザがロックされ、プライベートブラウズモードにアクセスするのにFace IDやTouch ID、パスコード入力が必要となります。
この機能は初期のベータではデフォルトとなっていましたが、正式リリースの際にはオプションとなるようです。
Siri Remoteの場所を探す
コントロールセンターでRemoteアプリを開くと、新たなポップアップが表示されます。ここからiPhoneを使ってSiri Remoteの場所を探すことができます。
ただし現時点、つまりiOS17ベータ5ではまだ機能していないようです(つまり画面が表示されるのみ)。
ショートカット
「ショートカット」アプリで「Safari」を検索すると、これまではすべて同じアイコンが表示されていたのが、iOS17ベータ5では「Webを検索」「URLを開く」といった目的に応じて、異なるアイコンが設定されています。
目的地への到着を大切な人に通知(Check In)
自宅などの目的地に到着したことを、友だちや家族に自動で知らせることができる安否確認機能のサンプル画面が調整され、一部の情報のみを共有する場合(Limited)と、すべての情報を共有する場合(Full)の選択肢があることがわかるようになりました。
このサンプル画面には位置情報に加え、バッテリー残量などの情報も表示されています。
App Store
これは日本語など、英語以外の言語を設定しているユーザーには無関係ですが、App Storeからアプリをダウンロードするためのボタンの表示が、これまではすべて大文字だったのが、大文字と小文字の組み合わせに変わりました。
たとえばGETがGetに、OPENがOpenに、といった具合です。
Live Voicemail(アメリカとカナダのみ)
こちらも当面はアメリカとカナダでのみ、対応言語も英語のみのiOS17の新機能Live Voicemailにおける変更点なので、日本のユーザーにはあまり関係ありません。
相手が残そうとしている録音メッセージがリアルタイムで文字に書き起こされるLive Voicemail機能を使う場合に、電話をかけてくる相手側に表示されるメッセージが、iOS17ベータ5では以前よりもわかりやすくなっています。
Source:MacRumors,Apple(日本語),Apple(英語)
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-548196/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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