新サプライヤー参入、iPhone/iPad用カメラモジュールの価格を変えるか?

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2025年モデルのiPhoneとiPad向けCMOSカメラモジュール(CCM)のサプライチェーンに、新たなサプライヤーが参入するとの予想を、TF International Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が伝えました。
 
サプライヤーの増加により、高性能カメラが安価に供給されることが期待されます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2025年モデルのiPhoneとiPad向けCCMのサプライチェーンに、Sunny Opticalが参入する。
2. Sunny Opticalは現在、iPhone用カメラのレンズを供給中。
3. サプライヤーの増加により、高性能カメラの卸価格が安くなり、ユーザーにもメリットをもたらすと期待。

Sunny OpticalがCCMを2025年から供給へ

クオ氏によれば、iPhone用カメラ向けレンズを供給中のSunny Opticalが、2025年からiPhoneとiPad向けCCMの供給を開始する可能性が高いとのことです。
 
レンズ単体と比べてCCMの卸価格は高いため、これが実現した場合はSunny Opticalの売上高が増加すると考えられます。

高性能カメラモジュールが安くなることを期待

CCMのサプライヤー増加は、Appleにも恩恵をもたらすと予想されます。複数のサプライヤーがCCMを供給できる場合、サプライヤー間での価格競争が生じると考えられます。
 
そのため、同一仕様のCCMであれば、現在よりも安い価格で仕入れることができるようになると思われます。
 
最終的に、高性能カメラを搭載しても販売価格が維持されるなど、ユーザーにもメリットをもたらすと期待されます。
 
 
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/Medium
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
(FT729)


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