AppleとQualcomm対抗独自SoC開発にまた失敗!?Samsungの新SoC

Samsung Mongoose_1200
 
Samsungは、AppleやQualcommに対抗するために独自設計のシステム・オン・チップ(SoC)を開発しているとの噂がありましたが、また開発に失敗したのかもしれません。
 
Samsung独自設計のSoCは2025年に発表されると噂されていましたが、その時期に発表されるであろう次期Exynosも引き続きArm Cortex CPUコアを採用する模様です。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Samsung独自設計のSoCが2025年に発表され、Galaxy S25シリーズに搭載されるとの噂があった。
2. Galaxy S25シリーズに搭載されるExynos 2500は、引き続きArm Cortex CPUコアを採用する見込みで、独自設計のSoC開発に失敗した可能性がある。。
3. Apple、Qualcomm、Microsoftが独自設計のSoCに移行する中、Samsungはどうするのか。

元Appleか元AMDのエンジニアを獲得できず?

Samusngはコードネーム「Moongoose」と呼ばれた独自設計のSoC開発部門を2019年に閉鎖したあとも諦めきれず、元Appleか元AMDのエンジニアを雇用することを検討しているとの情報がありました。
 
Samsungはその後も独自設計のSoCを開発しているようで、2025年モデルのGalaxy S25シリーズにそれが搭載されると期待されていますが、その可能性はかなり低そうです。

Microsoftも独自SoCを開発中と噂されているがSamsungはどうなる!?

その理由として、Galaxy S25シリーズに搭載されるExynos 2500は、Arm Cortex-X5やCortex-A730、Cortex-A520をCPUコアとして採用するとの予想が投稿されているからです。
 
この構成であれば、Exynos 2500はExynos 2200やExynos 2400の正常進化であり、独自設計のCPUコアは搭載されないことになります。
 
順当に考えれば、Galaxy S25シリーズに搭載されるSoCはSnapdragon 8 Gen 4とExynos 2500で、仕向地によって使い分けられるでしょう。
 
Samsungが独自設計のSoCを2025年に完成させた場合、第3のSoCとしてGalaxy S25シリーズに搭載される可能性が残されていますが、非効率的であり実現するとは思えません。
 
Microsoftも独自設計のSoCを開発中とみられており、各社が移行する中、Samsungの動向が気になります。
 


 
 
Photo:PhoneArena
(FT729)


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