76%にとどまるiOS17のインストール率、原因は何?

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iOS17昨年9月にリリースされてからすでにかなりの月日が経過しましたが、2月上旬のインストール率は低めにとどまっており、過去4年以内に発売されたiOSデバイスで76%となっていることがわかりました。iOS17のインストール率が伸びない原因は何なのでしょうか。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17のインストール率が低めにとどまっており、2月上旬時点で76%となっていることがわかった。
2. 昨年同時期のiOS16のインストール率と比べて5ポイント低くなっている。
3. iOSとは異なり、iPadOS17のインストール率は昨年よりも速めだという。

昨年は同時期に最新OSのインストール率は81%

昨年2月時点でiOS16のインストール率は、過去4年以内に発売されたiOSデバイスで81%となっていたため、今年の最新OSのインストール率は昨年よりも5ポイント低くなっています。
 
すべてのiOSではiOS17のインストール率は66%とさらに低くなっています。iOS16を使用するユーザーは過去4年間に発売されたデバイスで20%、すべてのiOSデバイスで23%となっており、iOS16をいまだに使用しているユーザーが一定数いることがわかります。
 
iOS16が今でも使用され続けているのは、iOS17.3ベータ2で一部のiPhoneが文鎮化するなど、不具合が報告されていたことが関係している可能性があります。

iPadOS17のインストール率の上昇は昨年よりも速め

iOSとは異なり、iPadOS17のインストール率は過去4年以内に発売されたiPadOSデバイスで2月上旬時点で61%となっており、昨年同時期の53%と比べるとより速く最新OSがインストールされているのが伺えます。
 
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iOS17の4番目の主要アップデートiOS17.4が3月にリリースされる見通しですが、同バージョンでは欧州連合(EU)でアプリのサイドローディングが可能になるなど、目玉機能が導入されるため、iOS17のインストール率のさらなる上昇が予想されます。
 
 
Photo:Apple
(lexi)


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