ジョナサン・アイブ氏、OpenAIのサム・アルトマン氏と公式にタッグ!資金源を模索中

Appleの元デザイン最高責任者のジョナサン・アイブ氏が、OpenAIの最高経営責任者(CEO)のサム・アルトマン氏人工知能(AI)デバイスの共同開発を行うかもしれないと以前から報じられていましたが、両者のコラボが公式なものとなったことが明らかになりました。

資金源を探し始めている

サブスクリプションメディアThe Informationが伝えたところによれば、アイブ氏とアルトマン氏の両者は資金源を探し始めているとのことで、どうやらデバイスの何かしらの概要がすでに頭の中にあるようです。

両者のコラボがどのような形で現実となるかは今のところ不明ですが、AIチャットボットChatGPTの開発を行うOpenAIが事業を所有するという可能性も考えられるそうです。

出資者としては、OpenAIに投資を行うThrive Capitalや、故スティーブ・ジョブズ氏の配偶者のローレン・パウエル・ジョブズ氏が立ち上げたベンチャーキャピタルおよび慈善団体のEmerson Collectiveなどが挙げられています。

AIデバイスはどんなデザインになる?

アイブ氏がデザインを担当するということは、過去のApple製品を彷彿させるようなミニマリストデザインになるのでしょうか。

アイブ氏はAppleを2019年に退社した後、自身のデザイン会社LoveFromを立ち上げており、様々なクライアント案件をこなしてきていますが、最近同氏がデザインした電子機器に最も近いものは、英国のオーディオブランドLinnのターンテーブル「Sondek LP12」の50周年記念モデルです。

このレコードプレーヤー以外にはアイブ氏はデバイス的なものののデザインを行っておらず、チャリティイベントのための折りたためるピエロの赤い鼻や、チャールズ英国王率いる環境プロジェクトのためのエンブレムなどを手かげています。

AIデバイスといえば昨年末に登場したHumaneの画面レスデバイス「Ai Pin」が記憶に新しいところですが、アイブ氏が絡んでいるとあっと驚くような製品が出てくるのではないかと期待感が高まってきます。

Source: The Information via MacRumors

Photo: Royal College of Art/YouTube


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