Googleは現地時間14日に開催したGoogle I/O 2024において、人工知能(AI)エージェントが日常に埋め込まれた世界のデモ動画を公開しました。「Project Astra」と名付けられた同プロジェクトは、大きな注目を集めています。
あらゆるタスクにAIアシスタントが次々と対応
「Project Astra」のデモ動画では、ユーザーはまずカメラを使って「音が出るものが何かあったら教えて」とAIアシスタントに頼んでいます。オフィス空間でカメラを回すとすぐに「スピーカーが見つかりました」との答えが返ってきました。
スピーカーに近づき、カメラ越しに矢印を書いて「スピーカーのこの上の部分は何て言う?」と尋ねると、すぐに「ツイーターと言って、高周波の音を司ります」とその役割も教えてくれます。
他にも、コーダーが書いているパソコン画面上のコードをカメラでスキャンし、「このコードは一体何を行うためのもの?」と訊くとかなり詳しく返答したり、カメラを外の風景に向けて「今どこにいる」と尋ねると「ロンドンのキングス・クロス周辺のように見えます」とアシスタントは答えています。
「日常生活で役立つAI」がすでに実現?
2つの部分で構成される「Project Astra」のデモ動画は、AppleがiOS18で打ち出すと言われている「日常生活で役立つAI」をすでに先取りしているのではないでしょうか。後半部分では拡張現実(AR)ヘッドセットのようなデバイスを通してAIアシスタントとやり取りする様子が描かれています。
動画の各パートはリアルタイムで1テイクで撮影されたとのことで、AIアシスタントはこうであったら良いのになという理想に基づいたものではなく、実際に機能するというのは驚異的である、と多くのビューが集まっています。
Source: Google
- Original:https://iphone-mania.jp/news-580481/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi
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