macOS Sequoia、アプリのダウンロードで2倍の空き容量が不要に

macOS Sequoiaでは、iPhoneミラーリング、ヘッドフォン調整パスワードアプリの搭載など、Macに多くの新機能が追加されます。これに加え同バージョンでは、Mac App Storeからアプリをダウンロードする際、アプリの2倍の空き容量が不要になることが明らかとなりました。

アプリの2倍の空き容量が不要に

現在、App Storeで初めてアプリをダウンロードする場合、Macはアプリの2倍の空き容量が確保されている状態であることが必要です。つまり、1GBのアプリをインストールしたい場合、Macで少なくとも2GBの空き容量を確保しなければなりません。小さなアプリであれば問題ありませんが、特に10GBを超えるゲームアプリなどをダウンロードする際には問題になる可能性があります。

AppleによるとmacOS Sequoia以降、Mac App Storeでアプリをインストールする場合、アプリと小さなバッファ用の空き容量があればインストールが可能になるということです。これにより、開発者はアプリのサイズ要件に関するメッセージで、この変更を反映する必要があります。

128GBと256GBのMacユーザーにとって朗報

もちろん、10GBのアプリをダウンロードしたい場合はMacにそれだけの空き容量が必要ですが、128GBと256GBのMacを使っている一部のユーザーにとって、この変更は喜ばしいことでしょう。

実際に筆者も128GBのMacを使用していた際、小さなアプリをダウンロードするだけであっても、他のアプリを削除して空き容量を確保するなど苦労したことがあるため、この変更はかなり重要なものであるように思います。

macOS Sequoiaの新機能について

macOS Sequoiaでは、iPhoneミラーリング、ヘッドフォン調整、パスワードアプリの搭載などの他にも、様々な新機能が追加される予定です。Apple Intelligence機能が搭載され、Appleマップは米国内の63カ所の国立公園のハイキングコースを含む地形図表示が可能になります。その他、メッセージ、写真、メモ、カレンダーなどのアプリの機能も大きく向上します。

macOS Sequoiaは現在、開発者向けベータ版が公開されており、今秋に一般公開される予定です。

Source:9to5Mac
Photo:Apple


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