A18 ProのベンチマークスコアがiOS18.1ベータ5で改善〜動作周波数制御変更

iOS18.1開発者向けベータ5をインストールしたiPhone16 ProおよびiPhone15 Proでは、A18 ProやA17 ProのGeekbrench 6ベンチマークスコアが改善されているとWccftechが報告しています。

これは、iOS18で導入された動作周波数制御に変更が加えられた可能性が指摘されています。

A17 ProとA18 Proでのベンチマークスコア改善を確認

これは、XユーザーのDame Tech氏(@DameTechChannel)が、AppleはiOS18.1開発者向けベータ5で動作周波数制御方法を変更し、それによってGeekbench 6ベンチマークテストでのA17 Proのシングルコアスコアが先日報告された2,700〜2,800から、2,900〜3,000に向上したとの投稿に基づくものです。

A18 Proは、シングルコアスコアで3,601、マルチコアスコアで9,388を記録しています。

これは、iOS18.0とA18 Proの組み合わせで記録された、シングルコアスコアが3,409、マルチコアスコアが8,492を大きく上回るものです。

意図的に性能低下させたと指摘されるのを懸念?

その理由としてDame Tech氏は、Appleはユーザーから「意図的にA17 Proの性能を落としている」と訴えられるのを危惧したかもしれないと、冗談半分ながら指摘しています。

バッテリー駆動時間には少し悪い影響も

ただし、この動作周波数制御では、最高動作周波数に達するまでの時間を遅くすることでバッテリー持続時間が改善される効果があるとみられていましたので、それは失われたと思われます。

Source:Wccftech

Photo:Apple


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