フィールドにもタウンにも! アクティブシューズを履きこなそう!【「冬の大本命」アウターとスニーカー】

【「冬の大本命」アウターとスニーカー】

アウトドアやスポーツを想定してつくられたスニーカーは、機能性も履き心地も超優秀! その確かな実力は、アクティブシーンで使うのはもちろん、普段のカジュアルシーンでも足元をサポートしてくれるはず。スタイリストがオススメする傑作シューズをしっかり“履”修しておこう!

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もともと競技靴や運動靴としてのルーツを持つスニーカー。現代でもランニングシューズやアウトドアシューズを筆頭に、その機能や履きやすさは受け継がれ、日々進化している。ファッションアイテムとしてはもちろん、道具としての「使いやすさ」は普段履きとして使っても十分感じられるはずだ。これからの季節のスタイリングに取り入れたいオススメモデルについて、Iwataさんに聞いた。

「ナイキやニューバランスのように歴史あるシューズブランドのモデルには、培った技術とどこか履き慣れた安心感みたいなものがありますね。『V2Kラン』や『Made in UK 576 WSI』はそれぞれランニングシューズとしてのルーツを持つアイテムで、機能も十分。カラーもそれぞれ秋にぴったりな配色と日本限定色で購入意欲を刺激します」

また一方で、近年注目を集めているのがボリュームのあるミッドソールやクッショニング性能に焦点を当てたモデルだ。

「ホカやオンのように独自の機構で衝撃吸収性能を高めた、とにかく歩きやすい・走りやすいモデルも魅力的。デザイン面でも存在感がありますし、ぜひ一度履いてみて欲しいですね」

スタイリスト Ryosuke Iwataさん
フォーマルからカジュアルまで幅広いスタイリングを得意とする。自身もスニーカー好きで、最近はトラッドなモデルやダッドシューズなどがお気に入り

■ブラウンを基調としたレトロテイストな一足

ナイキ
「V2K ラン」(1万7050円)

ブラウンベースの個性的なスニーカーで、配色が今どき。ブラウンのスウッシュがかわいいですし、なによりスタイリッシュなこのV2Kのシルエットは個人的にも大好物です!(Ryosukeさん)

2000年代初頭のランニングカタログから飛び出したようなレトロ感も漂うユニークな一足。厚みのあるミッドソールやレイヤードデザインなど絶妙なビンテージ感がマシマシで、ひときわ足元の存在感を演出してくれるはず。ランシューらしく履き心地も良好! 直販限定商品。

▲ヒールのクッショニング素材がしっかり衝撃を吸収してくれる。スタイルこそレトロだが、履き心地や機能性はきっちり現代的

▲ブラウンを基調としながらも、ライトブリティッシュタン、セサミ、ピカンテレッドなど多彩なカラーを組み合わせた配色がグッド!

■高いクッション性とロッカー構造で歩きやすい!

ホカ
「CLIFTON L ATHLETICS(オートミルク/アラバスター)」(2万4200円)

ボテっとしたボリュームのあるデザインが今どき! シーズナルカラーの「オートミルク」ベースのカラーリングもかわいらしくてイイですね(Ryosukeさん)

人気ランニングシューズ「CLIFTON」をライフタイル仕様にアップデートしたモデル。アッパーにはレザーも使用しており、よりタウンユース向けに。足型はニュートラルな形状で履きやすく、ホカの代名詞とも言える確かなクッション性能も兼ね備えている。

▲ミッドソールには「フルコンプレッションEVA」を採用。優れたクッション性が体験できる

■「576」を上品なオールレザーVer.にアップデート!

ニューバランス
「Made in UK 576 WSI」(3万7400円)

カラーは日本限定ですが、なにより「MADE IN UK」モデルというトコロが、ニューバランスファンにはミソ。UNISEX展開なのでパートナーとペア履きにもオススメです(Ryosukeさん)

オフロード用のランニングシューズとして1988年に誕生した「Made in U.K. 576」を再現し、オールレザーバージョンとして仕上げたモデル。採用した「SL-2」ラストは安定性が高く、歩行感も良好だ。カラーの「ホワイト」は日本限定で、さまざまなコーデとも相性良し。

▲前足部の丸みのあるフォルムは「576」の特徴のひとつ。性別問わず履きやすいシルエットだ

■トレイルからインスピレーションを得た高機能モデル

リーボック
「ZIG KINETICA 2.5 EDGE」(2万2000円)

リサイクルコーデュラのアッパーにビブラムソールというファッションフリークにグッとくる組み合わせ。カラバリも豊富!(Ryosukeさん)

アウトドアなルックスが目を引く一足。リサイクル素材を使用した600デニールのコーデュラアッパーは耐久性に優れ、「eVent PFTE」透湿防水メンブレンも完備。ほかにもクッション性や高反発性、グリップ力など機能が充実。確かな実力も備えたアクティブモデルだ。

▲大胆なデザインのアウトソールには高いグリップ力を発揮する「VibramEcoStep」を採用

■軽快な走りを叶えるアスリート仕様の軽量シューズ

オン
「Cloudmonster Hyper」(2万6400円)

「CloudTec」のユニークな履き心地に定評のあるオン。大人だってたまには派手なスニーカーを履いて街に飛び出したい日もあるはず!(Ryosukeさん)

オン独自の「CloudTec」と2重密度設計のミッドソールにより、高い次元でクッション性とリバウンド感覚を実現。また、プロアスリートたちとの共同開発により、通気性に優れたマイクロファイバー製アッパーを採用するなど、本格ランナーに嬉しい仕様が充実している。

▲ロッカー式のソール形状により前方への自然なローリングを実現。次の一歩を出しやすい

>> 特集【「冬の大本命」アウターとスニーカー】

※2024年10月4日発売「GoodsPress」11月号78-79ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/島田優太>

 

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