Apple、価格設定でミス?最新Mac miniが旧世代品より8,000円も安い!

Appleは、Mac mini(M4)とMacBook Pro(M4)の認定整備済製品の販売をアメリカで開始しました。Appleによる保証付きで、新品よりも割安で購入できる認定整備済製品ですが、Mac miniについては価格設定に問題が発生しているようです

最新のM4モデルがM2モデルより安い!?

Appleは現地時間2月13日、アメリカでMac mini(M4)とMacBook Pro(M4)の認定整備済製品の販売を開始しました。

現在、販売ページにはMac mini(M4)とMac mini(M2)の両方が並んでいます。

Apple Mac mini 認定整備済製品

しかし、Mac miniの販売価格の設定には問題があるようだ、と米メディアMacRumorsが指摘しています。

例えば、M4チップ、256GBストレージ、16GBのRAM、ギガビットEthernetポートという構成のMac miniの販売価格は509ドルで、新品の599ドルよりも約15%安く購入できます。

問題は、M2チップ、256GBストレージ、16GBのRAM、ギガビットEthernetポートという、ひと世代前のモデルの認定整備済製品が559ドルと、最新モデルよりも50ドル(約8,000円)も高く販売されていることです。

原因は価格据え置きでのRAM倍増、そして価格差の反映漏れ

この価格の逆転現象が発生したのは、Mac mini(M4)では、販売価格を据え置きながら最小RAM容量が8GBから16GBに引き上げられたことが原因だ、とMacRumorsは指摘しています。

Mac mini(M2)は、16GBのRAMだと価格は799ドルからでしたが、Mac mini(M4)では、599ドルの標準構成モデルで16GBのRAMが搭載されています。

Appleが、Mac mini(M4)の認定整備済製品販売にあたり、この価格差を考慮しなかったため、最新のM4モデルがM2モデルよりも安くなった、というわけです。

日本での販売開始は約1カ月後?

本稿執筆時点で、日本ではMac mini(M4)の認定整備済製品の販売は開始されていません。

なお、M3搭載MacBook Proの場合、アメリカよりも約1カ月遅れで日本でも認定整備済製品の販売が開始されています。

日本でもMac mini(M4)の認定整備済製品が販売開始された際には、購入するモデルの構成と価格をよく確認したほうが良さそうです。

Source: MacRumors, Apple (US)

Photo: Apple


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