iPhone15 Proシリーズに搭載されると噂されながら、最終的に断念されたと噂の感圧式ボタン「Project Bongo」に関する特許が出願されたことが確認されたと、AppleInsiderが伝えています。
噂通り、感圧式ボタンは実機への搭載に向けて開発が継続しているのかもしれません。
iPhone15 Proの発表時期に出願されていた特許
AppleInsiderは感圧式ボタン「Project Bongo」について、米国特許商標庁(USPTO)において特許が出願されたのは2023年9月、この事実が2025年4月に公開されたと説明しています。
2023年9月に特許出願がなされていたということは、まさにiPhone15 Proシリーズの発表と同時期ですので、開発と実装に向けてAppleが動いていたことは間違いなさそうです。
iPhone14 Pro以降で搭載が検討されていたことを確認
感圧式ボタン「Project Bongo」の開発過程についてAppleInsiderは、iPhone14 Proのプロトタイプに搭載されて落下テストに用いられ、iPhone15 Proシリーズでは実機への搭載を計画、iPhone16シリーズのプロトタイプでも搭載が試みられたと述べています。
リーカーの刹那数码氏は、感圧式ボタンの開発は継続していると報告していますので、将来のiPhoneに搭載される余地も残っているようです。
Bongo Haptic Engineの仕組みはTaptic Engineと同じ
今回公開された特許の内容から、感圧式ボタンに関して説明した図や仕組みが明らかになりました。

感圧式ボタンにはBongo Haptic Engineが用いられており、その構造や仕組みはTaptic Engineと基本的に同じで、ボタンを押す操作を感知して触覚フィードバックが生成されるというものです。

また、感圧式ボタンの搭載が想定される製品はiPhoneだけではなく、Apple WatchやiPadなど様々な電子機器が想定されているようですので、デバイス内部空間に余裕があるiPadに搭載される可能性もありそうです。
Source:AppleInsider
- Original:https://iphone-mania.jp/apple-594216/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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