外付けHDDを使っている人にとって“寿命”は避けて通れない大きなテーマ。ただ、業務でPCを使うだけの人にとってはこの問題を意識しておらず、中には寿命がある、ということを知らずに使い続け、トラブルでデータを消失してしまったという人もいるのではないでしょうか?
なぜそのようなことが起こるのか。それは、「HDDは何年で寿命が訪れる」と確実なことがわからないから。これから何年も使えるかも知れない一方で、明日壊れてしまうかも知れないのがHDDなのです。
バッファローが発売するUSB 3.0外付けHDD「HD-SHU3」シリーズは、この問題に着目した製品。HDDの稼働状況を監視し「買い替え推奨時期」を表示する機能を搭載しています。既存の2TB、4TB、8TB、12TBと合わせて計4モデルで展開していましたが、2020年2月より、16TBモデル「HD-SH16TU3」(11万8000円/税別)が登場します。
「HD-SHU3」シリーズは、USB 3.0端子をひとつ備えた外付けHDD。法人向けに開発された製品なだけあり、24時間連続稼働を想定して設計された耐久性の高いHDD、長時間でも安定した冷却ができる高耐久ファン、安定した電力を供給する高耐久ACアダプタを搭載しています。また冷却ファンとフロント給気口を備えたエアフロー設計になっており、HDDの温度を低く保てます。
最大の特徴は「買い替え推奨通知」機能を搭載していること。これはHDDのデータの読込・書込量と稼働時間を監視しており、規定値を超えるとLEDが黄色く点灯するとともにブザー音を鳴らし、買い替えの時期を知らせてくれるという機能です。事前に教えてくれるなら、「え、急に動かなくなった!」「あれ、データーが消えた!?」なんてことにはなりませんね。
それ以外に、「みまもり合図」機能により、HDD故障した際はLEDが赤く点灯、冷却ファンが故障した際はLEDが赤く点滅して教えてくれます。
加えて、より詳細な監視が可能になるWindows/Mac OS用ツール「DriveStation Check Tool」にも対応。HDDの読み書きデータ量の表示をはじめ、本体での通知に比べて、よりわかりやすい表示で状態異常が判別できます。
バックアップ時のデータ転送を高速化する「Backup Utility」、HDDを簡単にフォーマットできる「Disk Formatter2」にも対応。同社Webサイトからダウンロードして利用できます。
今回登場した16TBモデルなら、今でPC内で容量を圧迫していた過去の仕事で使った大量の資料などもまとめて保管できますね。また、法人向け製品ではありますが、家族全員の思い出や、大切な動画・音楽データーの保管場所として、1台家に置いておくのもありかも。本体の大きさは45×126×202mm、重さ約1.3kg。製品保証は3年で、期間内であれば無償修理が可能です。
(文/&GP編集部)
- Original:https://www.goodspress.jp/news/272966/
- Source:&GP
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