Google、Adobeが新型ウイルスへの懸念からイベントをオンラインで開催

GoogleCloudNext
 
GoogleAdobeは現地時間の3月2日、開催を予定していた大規模イベントをライブストリーミングのみにとどめる、と発表しました。

オンライン上でのインタラクティブなイベントを準備

Googleは4月6日〜8日に、昨年3万人の参加者を集めた開発者会議を催す予定でしたが、新型コロナウイルスへの懸念から、イベントをオンライン上でライブストリーミングという形で行うことになった、と米メディアCNBCが伝えています。なお、イベントは「Google Cloud Next ’20: Digital Connect」とリブランディングされています。
 
「顧客とビジネスパートナー、従業員たちの健康と安全を考慮し、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)と世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス(COVID-19)対策の勧めに従い、Google Cloudは”Google Cloud Next ’20”として開催されることになった」とGoogleと述べています。
 
Googleは、基調講演、ブレイクアウトセッション、インタラクティブ・ラーニング、Googleチームに質問できるセッションなどをオンライン上で行うための準備を進めているとされています。

Adobeも現地開催イベントを中止

Adobeも米ラスベガスで開催を計画していた「Adobe Summit」を中止し、ライブ中継のみにとどめることを明らかにしています。イベントは3月29日〜4月2日に行われる予定でした。
 
「ここ数週間、COVID-19を取り巻く状況をつぶさに確認してきたが、Adobe Summitの参加者の健康を守るために必要な措置を講じることになった」とAdobeはコメントしています。「Adobe Summit 2020は、オンライン上でのイベントとなり、ラスベガス開催のイベントは中止とする」
 
新型コロナウイルスの影響で多くの大規模イベントが中止に追い込まれています。スペイン・バルセロナで2月末に開催が予定されていた世界最大級のモバイル見本市MWC 2020も新型ウイルスへの懸念から中止となったのが記憶に新しいところです。
 
 
Source:Google via CNBC [1], [2], AppleInsider
(lexi)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA