スマホなど端末を四六時中使う現代、空港の無料Wi-Fiはもはや必須の公共インフラとなっています。利用したことがあるという人は少なくないでしょう。
空港のWi-Fiスピードの第1四半期ランキングが、スピードテスト分析ウェブサービスOoklaから発表されました。第1位に輝いたのは米サンフランシスコ国際空港で、アメリカの計4空港がトップ5入りしました。
2位はシアトル・タコマ国際空港
Ooklaのレポートによると、サンフランシスコ国際空港のWi-Fiの平均下りスピードは176.25Mbpsでした。第2位はシアトル・タコマ国際空港で170.01Mbps、次いでダラス・フォートワース国際空港113.64Mbps、シカゴオヘア国際空港85.49Mbpsでした。
1〜4位はすべてアメリカの空港で、第5位にアラブ首長国連邦のドバイ国際空港がランクイン。ちなみにトップ10のうち8つをアメリカの空港が占め、オランダのアムステルダム・スキポール空港が第7位に入りました。
日本の空港はランクインなし
11〜20位をみると、フランスのシャルルドゴール空港、トルコのイスタンブール空港、スペインのマドリード・バラハス空港、中国の上海虹橋国際空港などと、アメリカ以外の空港が並びます。
残念ながら、日本の空港は1つもランクインしていません。
ラウンジの方がスピーディ
無料でWi-Fiを使えるのはありがたい一方で、スピードを重視している人には物足りないかもしれません。その場合、ラウンジの使用を検討すると良さそうです。
Ooklaによると、たとえばシカゴやサンフランシスコの空港内ラウンジ「ユナイテッド・クラブ」のWi-Fiダウンロードスピードはそれぞれ246.17Mbps、244.37Mbpsと無料Wi-Fiを大幅に上回っています。
ただし、ラウンジは誰でも無料で利用できるわけではなく、会員限定のみなどと要件があります。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/178998
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
Amazonベストセラー
Now loading...