大麻マーケティングプラットフォームのspringbigがBudTenderを買収してユーザー体験向上へ

米国時間2月1日、大麻マーケティングプラットフォームのspringbig(スプリングビッグ)はカナダ拠点の大麻小売業者向け顧客体験プラットフォームのBudTender(バッドテンダー)を買収したことを発表した。

この動きは、大麻小売業者が顧客ベース拡大の新たな方法を探っていることを受けたものだ。ほとんどの地域で大麻業者は、ソーシャルメディアを使った近代的広告手法を活用できていない。BudTenderを獲得したことで、springbigはマーケティングと顧客管理の新たなツールを手に入れた。springbigによると、BudTenderはまもなく同社プラットフォームに統合される予定で、ユーザーはBudTenderのレポートや調査結果を利用できるようになる。

「BudTenderはカナダの大麻テック分野をリードしてきました。同社のビジョンとプラットフォームは、大麻小売りと顧客体験の向上というspringbigの継続的コミットメントに無理なく寄与するものです」とspringbigのファウンダーでCEOのJeffrey Harris(ジェフリー・ハリス)氏は語った。「大麻合法化が進むなか、ブランドや小売業が競争力をもつためには顧客の維持と満足度向上のための総合的ソリューションが必要になります」。

2017年にJake Crow(ジェイク・クロウ)氏が設立したBudTenderにとって2020年は目覚ましい年だった。springbigによると、BudTenderの成長は対前年比800%、売上成長は対前年比1200%だった。

「この買収は北米全体の大麻小売業者にとって朗報であるだけでなく、数百万人の顧客体験を豊かにするものです」とクロウ氏はいう。「これでより近代的な大麻業界が生まれることはまちがいなく、srpingigと正式に力を合わせられることを大いに楽しみにしています」。

契約の内容は公開されていない。

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カテゴリー:ネットサービス
タグ:springbig買収大麻

画像クレジット:Bloomberg / Contributor / Getty Images

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(文:Matt Burns、翻訳:Nob Takahashi / facebook


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