BOEが製造するiPhone13向け有機EL(OLED)ディスプレイの出荷数が急減、その理由を巡り業界内で様々な噂が囁かれているようです。
Appleに無断で仕様変更したのが発覚した!?
韓国メディアThe Elecによれば、2022年2月以降、BOEはiPhone13向けOLEDディスプレイをほとんど出荷していないとのことです。
その理由はまず、以前から噂されている通りLX Semicon製ディスプレイパネル用ドライバIC(DDI)の不足にあるようです。
業界内で注目されているのは、それとは別の理由があると考えられることです。その理由についてThe Elecは、「BOEがiPhone13向けOLEDディスプレイを仕様書通りに作らず、Appleに無断で変更していたのが発覚した」という意見が根強いと指摘しています。
変更箇所は薄膜トランジスタ(TFT)回路とみられており、その要因として2022年1月に、SamsungがBOEに対して特許侵害警告を行ったことが影響しているとThe Elecは推測しています。
LG Displayの見積もり価格がBOEを下回った可能性も
また、同ディスプレイを供給するLG Displayが、BOEよりも安い納入価格をAppleに提示したとの見方もあるようです。
これらにより、2022年のBOEのApple向けOLEDディスプレイ出荷数は当初予測された4,000万枚には及ばす、3,000万枚すら難しいとThe Elecは伝えています。
Source:The Elec
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-453180/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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