iPhone16シリーズは、iPhone16、iPhone16 SE、iPhone16 SE Plus、iPhone16 Pro、iPhone16 Pro Maxの合計5モデルになると記された仕様書が投稿されました。
これが事実であれば、iPhone SE(第3世代)後継モデルはiPhone16シリーズに統合され、エントリーモデルに位置づけることが考えられます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズは、iPhone16、iPhone16 SE、iPhone16 SE Plus、iPhone16 Pro、iPhone16 Pro Maxの合計5モデルになるとの予想が投稿。
2. これらが掲載されたスペック表が掲載されているが、ディスプレイサイズが大きくリフレッシュレートの高いiPhone16のほうが16 SEより販売価格が高い。
3. スペック表の怪しい点を勘案すると、この噂が事実である可能性は限りなく低いと筆者は考える。
iPhone16シリーズ5モデルの仕様
今回の謎の仕様書を投稿したのはリーカーのMajin Bu氏です。投稿された仕様書には、iPhone16、iPhone16 SE、iPhone16 SE Plus、iPhone16 Pro、iPhone16 Pro Maxの5機種が記されています。
筆者は、この仕様書の信憑性は限りなく低いと考えています。その理由として、「iPhone16 SEとiPhone16の販売価格が同じ」「販売価格が同じなのにiPhone16 SEのストレージ容量(恐らく最小ストレージ容量)がiPhone16よりも少ない」「販売価格が同じなのにディスプレイのリフレッシュレートが異なる」ことが挙げられます。
2機種の違いとして、iPhone16 SEのディスプレイサイズは6.1インチ、iPhone16のディスプレイサイズは6.3インチと異なりますが、であれば尚更、iPhone16のほうがiPhone16 SEよりも原価が高いと考えられます。
ただし、人民元表記と思われるものではiPhone16とiPhone16 SE Plusの価格が同じなので、iPhone16 SEの販売価格が誤記なのでしょう。
そうだとしても、ストレージ容量が128GB(iPhone16 SE)から256GBに増加(iPhone16)した場合は販売価格が100ドル高くなりますので、やはりこの仕様書には疑わしい点が多々あります。
そのため、iPhone16の販売価格が899ドル〜なのを誤記したか、iPhone16 SEの販売価格がもっと安くないと整合性が取れません。
Majin Bu氏はiPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxのイメージ画像も投稿していますが、まるでGalaxy S24とGalaxy S24+のようであり、とてもこのデザインになるとは思えません。
Photo:Majin Bu(@MajinBuOfficial)/X
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-574972/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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