Apple、セルフサービス修理用の診断ツールの提供をヨーロッパでも開始

Appleは26日、セルフサービス修理用の診断ツール「Apple Diagnostics」をヨーロッパでも提供開始したと発表しました。このツールは英国、フランス、ドイツ、オランダを含む32カ国のヨーロッパ諸国で利用可能となります。

診断ツールは33カ国、24の言語で提供

Apple Diagnostics」という診断ツールを用いると、Apple認定サービスプロバイダや独立修理業者と同様に、Apple製デバイスを修理するための知識と専門知識を持つユーザーが、最適な部品の機能と性能をテストし、修理が必要な部品を特定することができます。

Appleは2022年にすでにヨーロッパ8カ国でセルフサービス修理プログラムの提供を開始し、その後ヨーロッパの24カ国を対応地域に追加していましたが、今回診断ツールの提供も開始したようです。

次にサービスが拡大するのはカナダ

Appleは26日のプレスリリースの中で、同社のセルフサービス修理プログラムが次に拡大するのはカナダであると発表しています。

カナダはAppleのセルフサービス修理プログラムが提供される34番目の国となります。

プログラムは42種類のデバイスに対応

Appleのセルフサービス修理プログラムは、現在42種類のデバイスに対応しており、MacからiPhoneまで様々なモデルの修理をユーザーが自分で行えるようになっています。

残念ながらプログラムはまだ日本では導入されていません。Appleは修理と耐久性に関する新たなホワイトペーパーを公開していることもあり、今後もセルフサービス修理をさらに拡大していくと推測されますが、日本での具体的な導入タイミングなどは聞こえてこないのが現状です。

Source: Apple

Photo: Apple


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